2020年10月11日

“ピントは無いところ”と“ピントのあるところ”で構成

昨日の富士フイルムアカデミーXオンライン講座ではたくさんのご参加をうれしかったです。ありがとうございました。

2時間の講座。
前半はしっかりと練習をしたので無事に終わらせられると、後半は“無心”で走り抜けた感覚でした。お客様の反応が見えないのは寂しかったのですが、これも新しいスタイルと受け入れて、次に機会があった時はパワーアップお約束します。


昨日にお見せした1枚を公開します。

近所でのカメラ散歩での写真。
苔なのか菌なのかケヤキの木についていた緑色です。
木なのに木じゃないような、不思議な力を発していました。

“ピントは無いところ”と“ピントのあるところ”で構成。
虚像と実像の存在感が面白く、
ピントは無いところとピントのあるところに見せ場を持たせます。
苔の前ボケが鮮やかな緑色を放ちファンタジックです。

撮影していて、はっと人の気配を感じ後ろを振り返ると、小学校高学年くらいの男の子が私を見ていました。

「何を撮っているか見るかい?」「うん」
カメラの背面液晶に画面を出してあげます。全体画像や、ツンツン伸びた“毛”やぼやけた“怪獣”をアップにしてゆっくりと見せてあげると、「オーラを感じる」と言ってくれました。人との触れ合いも生まれてうれしい時間でした。

 

昨日は、たくさん、カメラ散歩と新作の四国の写真をご覧いただきました。

では、またね~。

 

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2020年10月11日 | Posted in 撮影術 | | No Comments » 

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