2020年07月06日

佐藤尚写真展『ぼくの散歩みち』のお礼

緊急事態宣言下に、健康維持目的の近所散歩をしながら写真を撮りました。その作品発表を地域のカメラ屋さんで行いました。

緊急事態宣言下の個人写真展は日本初だったかもしれません。ギャラリートークのオンライン生配信も日本初だったかもしれません。コロナ中に与えられた環境で、写真家ができることを考えてやった一日1時間の撮影から生み出された写真は、当時の不安な気持ちを考えると貴重なものになったと改めて思います。

やっぱり型にはまらない撮影が好き。独自の視点で被写体に出合うスタイルは変わらない。何があるのかわからないのが面白い。歩く道はその時々で判断して進んでいました。身近な日常生活風景の面白さに気づけたこともよかったと思っています。

緊急事態宣言下に、お店を閉めざるを得ない中で、店内改装に踏み切りギャラリーを新設した「カメラの光盛堂Ⅱ」さんがありました。世の中が大変な時に前向きに行動を起こされていました。私も未来を開こうとしていたので、そのカメラ屋さんとタイミングよく一緒に写真展をやれた事も良かったです。1＋1 は、2にも3にも4にもなります。

私は、学生の頃に、近所のカメラ屋さんに入り浸っていて、とても世話になっていました。今回、地域のカメラ屋さんと一緒に事を成し遂げたことで少しの恩返しができたようにも感じています。今後も、地域の写真屋さんを応援していきます。

さて、「カメラの光盛堂Ⅱ」さんでは、ギャラリーで写真展開催を希望される方を募集しています。ご希望があれば、私、佐藤尚とのギャラリートークのユーチューブ配信もセットになっています。地域の写真屋さんのために友情出演します (笑)。たくさんの方に展示作品を見ていただけるよう準備を整えています。よろしかったら、写真展をやってみませんか。私たちのお仲間になっていただき楽しみませんか。（→ カメラの光盛堂Ⅱ）

今回、初写真展をやる地域のカメラ屋さんのためにお力をお貸しいただきました富士フイルム様、大変に助かりました。感謝申し上げます。

外出がままならない中で会場にお足をお運びいただきました皆様、店内で販売した作品プリントをご購入いただきましたお客様、写真集「47サトタビ」をご購入いただきましたお客様、全国で応援してくださった皆様、プロデュースの muneyoshi FUJITA さんありがとうございました。

「カメラの光盛堂Ⅱ」さんもありがとうございました。

写真展は終了しました。

人との“つながり”を大切にしてこれからの写真撮影に活かしていきます。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

写真：カメラの光盛堂Ⅱ